KDDI Myanmar Co.Ltd主催、 Uipathの協賛でミャンマー初の「RPA(Robotic Process Automation)」セミナーが開催されました。当社は、 RPAの開発会社として「自社でRPAを開発する方法」について登壇し、当社のプロジェクト実績およびスキルについて紹介する機会をいただきました。
]]>当社では、日本人と同様の納期と品質 守ることをモットーとしております。親しさも大事ですが、敬意を払うことも大切にしております。仕事の場面でも上司から指示されれば、速やかに遂行しようと努めています。当社では、日本の仕事の良い部分を取り入れて仕事を行うようにしています。
また、遠隔で行うことが多いため、弊社独自の「クラウドプロジェクト(遠隔で行うプロジェクト)のルール」を採用し、徹底しております。日々当社では、お客様が満足を得らえるように業務方法を改善しています。
日本語
当社では、日本でのお仕事をいただきはじめて6年になりました。そのため、当社では日本語でのコミュニケーションは特に重要視しております。ミャンマー語は日本語と文法が似ているため、勤務年数が浅い社員も比較的早く日本語を習得することができます。
当初、日本語を勉強した後、日本のお客様からいただいた仕事の対応が難しいことがありました。 IT用語が分かりにくいので、理解するまで時間がかかりました。その際には、日本語の上級者に聞いてメモして覚え、実践で使える日本語を習得してきました。
現在では日本の方とのコミュニケーションも問題なくできます。日本語の明確に理解し、指示や依頼事項に対応することができます。
英語
ミャンマーは昔イギリスの統治下でした。そのため、現在でも英語の教育が必須となっており、ほとんどのミャンマー人が英語ができます。
それで、英語 でコミュニケーションもよくできます。
なにやっているのかお客様がわからない!
chatwork や slack などのツールを活用し、お客様と出社、退席、退社時などを含め綿密に連絡しています。 作業の指示や確認などもこのツールを使用してお客様とやり取りしています。 わからない時にすぐに質問してお客様に聞いて、様々な工夫していてプロジェクトを進めています。
どうやって情報共有していますか!
作業に関するファイルやPowerpointなど色々な指示を redmine、backlogやGigapodなどでプロジェクト管理ツールを使用して、「徹底した見える化」をしています。
コミュニケーションするためネット状態がどうですか!
当社では、Wi-Fiはもちろんインターネットのインフラを充実させて対応しております。ミャンマーではインフラが日本のように整備されていないため、停電もありますので、ジェネレータを使うなど、常に連絡取れるというインフラ環境を構築して万全を期しております。
ロボット作成で一番大事なのはログを入れることです。ロボットにログを入れることでどの処理にエラーが発生しているのかどの問題でエラーが発生したのかを分かるようになります。ログにも色々な種類があってTraceモードやInfoモードなどを分けて適切にロボットに入れ込む必要があります。
2.汎用性
次はメインテナンス性を高めることです。ひとつの役割しかできないロボットではなく、汎用的なロボットを最初から考えてからロボット作成をすることです。アルゴリズムを3パターンぐらい考えてチームで相談し、その中から一番良いアルゴリズムを選択することも重要です。アルゴリズムが良ければ後に発生する修正や仕様変更も柔軟にできるものなのです。
3.設計
作成前にはチームで設計についてよく考えるようにしております。優秀なプログラマーズは設計に70%を使い、残り30%で開発の時間を使っているということを日本の優秀な技術者から学んだことがあります。
4. エラー処理
最後はエラー処理を入れることです。それも設計に入ります。どのパターンでエラー発生するかを予想しそれに沿ったテストデータを準備しておいてそのデータを使えばロボットの動きも正しくなり、作りながらテストするようになるのでTDD開発とも言われます。ロボット作成中で注意するのはハンドコーディングがないように差し戻しがないように作りながらログや処理のコマンドを入れるようにしております。仮で作ってしまうと再度やり直しになりますので開発時間もかかります。急いでいるときは再度チェックに間に合わないのでチェック漏れでバグが出やすくなります。ロボット作成する時には座標とかで指定はしないこと、なぜかというと座標で処理をしていたら違う端末でロボットを実行した際にロボットが動けなくなりますからです。
最終段階
最終段階は、納品することです。納品前にはユーザーが実際ロボットを使ってみるUATがあります。それに通った後にロボットを納品する形になります。納品する時にはユーザーがロボット使うためにガイド仕様書を作ります。ユーザーにどのようにロボットを実行するかについて説明会を開いて説明し、実際ロボットを使う端末でロボットを入れてロボット開発終了です。
お客様には最高の品質を提供し、長くスムーズに使えるようなロボット開発を日々考えて工夫をして対応をしております。
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